みんなの手で世界文化遺産富士山を綺麗にしよう！富士山クリーンプロジェクト since 2006

2011年10月9日(日) 参加者…90名

今回で５回目の富士山クリーンプロジェクト。今回は台風の影響などもあり、開催も危ぶまれましたが、今年も多くの方に参加頂き、天気、気候もよい一日となりました。

今回は、午前中に青木ヶ原樹海のトレッキングを行いました。 青木ヶ原樹海というと一般的には、ちょっと怖いイメージでもありますが、今回参加いただく方には全くイメージが変わったことと思います。青木ヶ原樹海は、とても木々の生命力を強く感じることができる、多くの木々や植物などが育っているとても素敵な場所でした。

トレッキング後には野口健さんが校長を務める「森の学校」で昼食。 また、この昼食時間に森の学校の体育館にて、野口健さんと富士山クラブ大井さんの座談会を行いました。野口さんの清掃活動に対する想いや、現在の活動のきっかけ話など、一般の方との質疑応答もあり、とても勉強になりました。

さて昼食後は、ついに清掃活動開始。富士川口湖町のほぼ中心にある沢で清掃活動を行いました。この場所は以前に何度か富士山クラブさんも清掃を行い、奇麗になったところだったのですが、先日の台風で表面の土砂が流され、下に埋まっていたゴミが大量に出てきていました。

参加者の方もこの現状に驚きを隠せないようでした。 しかし、１時間半、総勢81名全員で清掃活動を行い、トラック１台分、約400kgのゴミを回収することができました。

今回は清掃活動の一貫として「ユニークなゴミコンテスト」も開催しました。 全13チームに別れ、閉会式で野口さんに審査をして頂き、協賛社からの提供いただいた景品が授与されました。

また、今回の活動は、東日本大震災のチャリティーも兼ねており、主催者からは、午後に行った清掃活動で回収されたごみ1kgにつき10杯の静岡茶が、参加企業のシューズブランド「エルナチュラリスタ」から1kgにつき１ユーロの支援金が贈られる活動も行いました。

活動成果レポート

静岡のお茶を東北に届けました！

富士山クリーンプロジェクトのチャリティーにて行った、「ゴミの総重量410kg＝静岡のお茶410袋」を、富士山クリーンプロジェクトを一緒に行った、野口健さんに陸前高田市の広田小学校へ届けていただきました。

お茶一つ一つにメッセージを付け、気持ちを込めて送らせていただきました。