【ふなっちゃん通信】 Vol.12 Road to 10.25 いよいよ参加者募集を開始します!!

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昨年の富士山クリーンプロジェクト活動の様子 2013年10月27日撮影

(画像提供:富士山クラブ)

富士山麓は着実に秋の色が日に日に増してきています。朝晩はすっかり涼しい風が吹きますし、見上げれば空も少し高く感じられる季節になってきましたね。

7月18日に「富士山クリーンプロジェクト2014」が今年も開催されることが、正式にこのページのトピックスでも表明されました。今年は…

 

開催日:10月25日(土)

 

初めての土曜日開催となりました。つまり…開催1ヶ月前の9月下旬には、参加者の募集が開始されるわけです!この活動の参加者募集では、毎年すぐに定員がいっぱいになるほどにみなさんお集まり下さいますが、昨年は本当にすごかったですよー。驚くなかれ、なんと「募集開始後わずか30分でキャンセル待ち」!? なんなんでしょうこの現象は?「募集開始後わずか30分でキャンセル待ち」という言葉だけでいうと、チョー人気のアイドルグループのライブか、BIGスポーツイベントのチケット販売開始か、といったところです。

これは毎年活動に協力して下さっている野口健さんによるCDデビューイベントではありませんよ。活動にご協賛いただいている静岡県の企業各社の棚卸しセールでもありませんよ。誤解のないようにあらかじめ書きますが、富士山クリーンプロジェクトは「清掃活動」です(笑)。

ごみ拾いは人気イベントになれました

少しだけ、大げさに書きますね。

21世紀はごみ拾いが楽しい人気イベントにもなることができた世紀です。私の知っている限り、20世紀までにごみを拾うことが楽しいイベントだった歴史を持つ国は世界中探したってありません。もちろん20世紀にだってごみ拾いはありましたし、その時代から地道に活動を継続させて下さっている団体があるからこそ、なることができたわけです。

かつて、ごみを拾うなんていう行為は、日本でさえちょっと差別的?な目を向けられることだってありました。偏見を恐れずにあえて言うなら、みんないいことだとわかっていたとしても、どこかちょっと「変わった人たちがやっていること」「本当に心清い方々によるとても真似できない素晴らしい活動」であって、それを実際に自分がすすんですることはしない、というわけです。しかし、かつての「奉仕活動」や「慈善事業」という言葉以上に、「キャンペーン」や「イベント」「プロジェクト」などの言葉が多用されることで、多くの人々にとって気軽に参加できるものに変化をすることができました。これは結果として参加して下さるボランティアの方々の層を広げ、敷居を低くすることにもつながったんです。

ここに、活動の「楽しさ」が加わるから人気が出てきます。富士山クラブの方々も、常日頃から活動が楽しくなるようにスタッフのみなさんは工夫をされていますし、野口健さんがいるだけでも活動が明るく楽しくなりますよね。そして全国各地で行われている清掃活動イベントでも、ただごみを拾うだけじゃなくワクワクするような様々な楽しさが加わっています。こうしたムーブメントが、ごみ拾いが人気イベントになることができた理由です。

それでも未だに、「お金払ってわざわざごみを拾いに行くなんて」という声だって聞かれます。そりゃそうですよ、たかだかごみ拾いですもの。チョット昔だったら、自治会とか組合とかで半ば強制的にさせられていた「作業」です。だけど逆説的ですが、だからこそ全国各地で楽しい人気のあるごみ拾いが展開できているんだと思うんですよね。

富士山クラブの「おいちゃん」に聞いてみました!

ところで、今年は一体どんなところをきれいにするんでしょう?富士山はかなりきれいになってきているはずが、今年の参加者の方々には一体どんな不法投棄が待っているのでしょうか? 今年の活動現場について準備を進めてくれている富士山クラブの大井英明さん(フィールドネームは「おいちゃん」)に直接聞いてみました!

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昨年の活動で回収したタイヤの未回収分 2014年9月10日撮影

(画像提供:富士山クラブ)

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今年の活動予定現場(建設廃材等) 2014年8月28日撮影

(画像提供:富士山クラブ)

さすがは富士山クラブです。ポイ捨てを徹底的に回収することはもちろんですが、産業廃棄物などの普通のごみ拾いでは片付けることのできない不法投棄も、なんとか処理費用を調整してでも放っておかずにしっかりと取り組むというわけですね。

さあ! この記事を読んだそこのあなた! このおいちゃんとのやりとりを見て応募せずにいられますか? 毎日このサイトをチェックしてでも、募集告知を逃すわけにはいきません!!

 

それにしても、「募集開始後わずか30分でキャンセル待ち」という凄まじい人気のこの富士山クリーンプロジェクト。事務局による募集開始の正確な日時の告知はいったいいつになるのか? 募集人数はいったい何人なのか?今年の募集開始直後には一体どんなことが起こるのかなあ…?

私たちの美しい富士山に、ほんのチョットでも何かできることをやってみたいというみなさんの、多くのご参加をお待ちしていますっ!

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